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グロさん、さいんつさんと一緒に先週敗退した武奈ヶ岳に行ってきました。

4時前に出発してJR茨木で始発乗車の2人をピックアップ。
6時に比良ICに到着して下道に入りますが先週と違って道に雪がない。
とりあえず先週駐車した場所を通り過ぎて橋を渡ると結構な残雪。
イン谷口のバス停周辺は一応駐車禁止なので少し戻って先週と同じ場所に駐車。
タイミングがよかったようで20分も経たないうちに満車になりました。

まだ薄暗いのでゆっくりと準備を始めて6時40分にアタック開始。
スノーシュー不要論が出ましたが、今週もシューがあれば・・・とは言いたくないので重いけど持っていきます。
今回はスタートからストックも投入して万全の体制で挑みます。

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同じ場所からスタートですが雪がない

登山届けのポストがある小屋周辺から凍りと残雪のミックスで滑りながら登ります。

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朝日を背後にあびながら登る

グリップ不足を感じながらも8時に青ガレに到着。

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先週より雪は減ってるけど十分楽しめます

青ガレで激しくグリップ不足を痛感したので登り終わったところで軽アイゼンを装着。
いつもワンテンポ判断が遅くてその間に抜いていく方々は基本的にアイゼン装備でした。

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今シーズン初とも言える濃い青空

軽アイゼンでもグリップ不足でペースが上がらずに登りますが、12本爪のさいんつさんが絶好調。

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青空の金糞峠に向けてラストスパート

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9時前に金糞峠に到着

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振り返ると輝く琵琶湖

少し休んで下り始めます。

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橋の前後がつるつるで川に落ちそう

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このあたりは何度来ても雰囲気がよくて癒される

時折踏み抜くようになり先週のことが頭をよぎったのでここでいきなりスノーシューを投入。
ついでに他の登山者に情報収集。
冬場は先週ミスコースした手前の上林新道四辻から稜線に出るか中峠を目指すかの2択だそうです。
先週は稜線に出るトレースがほとんどなかったのでスルーしましたが稜線に出るのが基本のようです。

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今シーズン初のスノーシュー

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踏み抜く登山者を横目に気持ちよく歩けます

スノーシューを履いたまま川をジャンプしたりしつつ、上林新道四辻の分岐へ。
ここから稜線に出ますが、先頭の方はつぼ足でどんどん登っていきます。
その後をついていくスノーシュー軍団という状態。

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巨木が点在していてめっちゃ楽しい

天気予報通り少しずつ雲が増えてきて青空がほぼ消えました。
でも雲は高いので下界の眺めは悪くありません。

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コヤマノ岳手前のピークは雰囲気最高

コヤマノ岳を越えて少し進むと視界が開けました。

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びわ湖バレイスキー場も見えました

びわ湖バレイスキー場で遊んでいるさだP-さんに手を振りましたが気付いてもらえたかな? w

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山頂までもう少し

山頂手前の急登

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稜線に到着

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この山は相変わらず雪庇が凄い

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11時に山頂にタッチ

山頂で全天球撮影

山頂は珍しく風もないのでゆっくりと食事することにしました。
12月からずっと持ち歩いているカップラーメンをやっと食べれますw

お腹いっぱいになったので11時半から下山開始。

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下山を始めると天気は回復傾向・・・

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めっちゃ晴れてきたorz

この天気を山頂で味わいたかった

帰り道は登りとはルートを変えて比良山スキー場跡経由で下山することにしました。
ゲレンデ跡最上部の手前がかなり嫌なトラバースだったのでスノーシューを外しました。
2人はお行儀よく手持ちで下りますが私はシューを遠投w

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ゲレンデ跡に到着

スノーシューを先に履いたさいんつさんの雪が締まっているという情報をうけ、私は軽アイゼンに変更。
数百メートルはこの選択が大正解でペースアップ。
と思ったらすぐに踏み抜き連発ゾーンに突入。
登ってきた登山者の方によるとゲレンデ跡は踏み抜くのでシューがあった方がいいとのこと。
しばらく粘りましたが踏み抜きを連発するのでスノーシューに変更。
ピット戦略を誤りましたね。

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ピットロスもありつつ12時40分に八雲ヶ原に到着

ここから北比良峠まで標高差100mほど登り返しになります。
二日酔いのさいんつさんに頑張ってもらいながら登ります。

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北比良峠からは琵琶湖越しに霊山が見えた

ここでスノーシューとはお別れ。
3時間以上スノーシューで歩いたのは初めてだと思います。
少し休んで軽アイゼンに変更して13時20分に出発。
途中で何度か転んで滑ってをやりながら14時40分に大山口に到着。

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この橋を渡れば大山口の分岐

15時に駐車場に戻って無事下山。
後片付けを済ませて温泉へ。

2017-02-25 15.19.25
比良とぴあでサッパリ

帰りは高槻の一風堂で昼に続きラーメンを食べて近くの駅で2人と別れて帰宅しました。
ずっと快晴というわけにはいきませんでしたが今シーズン最も天気がよく、そしてやっと武奈ヶ岳に登れて大満足でした。
スノーシューは何度か踏んで転けましたがやっぱり楽しい道具ですね。

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