DSC01298

雨に翻弄されてテント泊の計画が実行できなかった9月ですが、数少ない晴れ間を狙って八ヶ岳に登ってきました。
赤岳、横岳、硫黄岳を縦走する計画でした。

登山口まで移動


3連休+その中の貴重な晴れ予報ということで駐車場の混雑が予想されるので前日の21時半に出発。
昼間に移動してもよかったのですが、天気予報が悪い方に変わる可能性があるのでギリギリまで出発を遅らせました。
そろそろ中央道の移動も慣れてきました。

たっぷり昼寝をしたので快調に走って1時半頃に中央道の諏訪南ICで降りました。
IC出てすぐのコンビニが恐らく最初で最後のコンビニです。
そこから30分程で美濃戸口。
ここにも駐車場がありますがスルー(後で聞いた話しだと既に満車だったようです)。
美濃戸口からやまのこ村までの約3kmの林道はダートなので慎重に進みます。

数回底を擦りました・・・

レガシィに乗って最多になると思うぐらい底を擦りながら予定通り2時にやまのこ村に到着(Google MAPで場所を確認)。
駐車場を見渡すとまさかの満車?と焦ります。
そういえば林道途中の妙な場所に駐車してた車がいてたので不思議に思ってました。
でも何とか隙間を見つけて駐車できました(フォレスターの方ありがとうございます)。
その後続々と後続が来ますが、隙間を狙ってもあと数台ってところでしょうね。
美濃戸口に車を駐めると1時間近く歩くことになるのでそれだけは避けたかったので助かりました。

車内は肌寒いけど5時前まで仮眠。

気持ちのいい樹林帯を歩く


5時前に起きてご飯を食べたり着替えたりして準備していると係の方が来て駐車料金(1日1000円)をお支払い。
なぜか3回ぐらい「日帰り?」と聞かれました。

まだ薄暗く気温は6度と寒い中、5時10分に出発。
序盤はアウターとヘッドランプを装備してます。
テント装備がないザックが軽くて笑えてきます。

DSC01224
こんな時間でもかなりの数の登山者が先行しています

DSC01225
阿弥陀岳のシルエット?

DSC01226
ヘッドランプ点灯の登山は久しぶり

30分も歩くと明るくなってきたし体も温もってきたのでアウターとヘッドランプを片付けました。

DSC01233
苔が美しい樹林帯

DSC01236
登山道は何となく伊吹の1合目までを感じる

沢には橋が架かっていたりと凄く整備されて歩きやすい登山道です。
ただ今日は心拍数は通常レベルなのにやたら息が上がります。
2ヶ月ぶりの登山だからかな?と思いつつも黙々と歩きます。

DSC01237
沢沿いなので水の音が心地いい

DSC01240
やっぱり苔

2時間ほど歩くと斜度も緩くなり気持ちのいい道になりました。

DSC01243
快適な路

樹林帯から河原みたいなところに登山道が出ると行者小屋まであとひと息。

DSC01245
赤岳登場

DSC01249
少し歩くと横岳登場

DSC01252
光が差し込むと苔が輝く

ほぼコースタイム通り7時半に行者小屋に到着。

DSC01255
行者小屋

ベンチで補給食をかじりながら少し休憩。

DSC01254
目の前に壁みたいな赤岳

飴と鞭の文三郎尾根


10分程休憩したので再始動。
赤岳を目指すには文三郎尾根と地蔵尾根がありますが、周回したいので文三郎尾根を選びました。
もし縦走が嫌になったら地蔵尾根で降りればいいし。
とうことでマイペースで歩き始めます。

DSC01264
ナナカマドが今回感じられた数少ない秋

阿弥陀岳との分岐を過ぎると楽な登りはなくなります。

DSC01267
マムート印の階段登場

ひたすら階段が続き嫌になってきます。
地味に段差が大きくて足の長さや柔軟性を考えてくれと愚痴りたくなります。
でもいつの間にか森林限界を突破しています。

DSC01271
振り返れば絶景

DSC01272
横を見ると荒々しい稜線

DSC01274
足下を見ると階段・・・

DSC01275
振り返ると雲海の向こうに槍ヶ岳を含めた北アルプス

DSC01276
横にはいかつい阿弥陀岳

DSC01279
目の前はまだまだ階段

時折休憩がてらに絶景を見てテンションを上げて階段を登る感じです。
1時間20分かけて中岳との分岐に到着。

DSC01283
しばし見とれました

DSC01284
中岳とその背後に阿弥陀岳

DSC01285
左奥には中央アルプスと御嶽山

DSC01288
団体さんが中岳にアタック中

DSC01291
権現岳(?)はガスがウネウネ

岩を登って赤岳へ


分岐での絶景に見とれていて15分程休憩していました。
ストックをザックに縛って赤岳へのラストスパートです。

DSC01292
少し登ると岩登り

DSC01293
団体さんが降りてきて大渋滞

団体は時間的な制約があるのはわかりますが、登り優先でしょ。
せめて「先に何人だけ降ります」とか言って欲しかったりもするし。
しかも下で登りを大量に待たせている状態で落石させるし・・・
結局何回も待たされて大幅に時間をロスしました。

DSC01294
稜線に出ると富士山がお出迎え

10時に赤岳山頂に到着しました。

DSC01300
眼下に行者小屋

DSC01301
山頂真横には頂上山荘

DSC01299
山頂から見る富士山

DSC01306
絶景

DSC01308
遠くには御嶽山や乗鞍岳まで見える

全天球でも

DSC01309
頂上山荘でCCレモンと赤岳バッチをゲット

お腹が空いたのでおにぎりをかじりながら作戦タイム。
想定より30分遅れています。
自身のペース不足10分+離合ロス20分って感じですね。
30分ぐらいであれば許容範囲なんでこのまま縦走するか悩みますが・・・

DSC01310
横岳の登り返しを見て心が折れました

とりあえずこのまま進んで地蔵尾根で降りようと思いましたが、文太郎尾根の振り返った際の絶景が気に入ったのでピストンにしました。

DSC01313
年末に登った天狗岳

下山開始


30分程休憩したので下山します。

DSC01317
何度見ても権現岳のガスがいい感じ

下りは待たされることがほとんどなくサクサクと岩区間をクリアできました。

DSC01321
20分程で分岐に到着

DSC01322
登りの時より北アルプスがクリアに見える

分岐後は階段を淡々と降りますがマムートが嫌いになりかけましたw

DSC01325
硫黄岳はまた今度

分岐から1時間ほどひたすら階段を下って行者小屋に戻ってきました。

DSC01327
カラフルなテント場

DSC01328
一気に下ってきた

↑の写真を見て不思議な物体に気が付きました。

スカイフィッシュ??
懐かしのスカイフィッシュ?

売店で水を買って20分程休憩。
12時40分に下山を再開しました。

DSC01332
苔がいい感じ

DSC01335
何度も立ち止まってしまう

DSC01336
14時半に無事下山

コース短縮した割に疲れました・・・

お風呂とご飯


後片付けをしてダートを歩行者に気をつけながら右へ左へ車を振って慎重に走りますが後ろのアウトランダーは気にせず直進しています。
フォレスターさえあれば・・・
舗装路に出る直前に警備員の方にとめられました。
路駐がひどくて離合できないから路線バスが上がってくるまで少し待って欲しいと。
移動時に見ましたが確かに路駐している車が多くて実質1車線になっていました。

2018-09-23 16.07.15
近くにある「もみの湯」で汗を流しました

汗を流してサッパリした後はおにぎり2個でハンガーノック気味だったので大急ぎで食事へ。

2018-09-23 16.50.47
ご当地ラーメンのハルピンラーメンへ

2018-09-23 16.26.22
食後のお口直しのジャスミンティーが説明もなく先に出てくる謎システム

2018-09-23 16.34.15
ガッツリと全部乗せのスペシャル+半餃子セットにしました

ハルピンラーメンに大満足でした。

食後はそのまま諏訪南から高速に乗り諏訪湖SAに立ち寄って帰路につきました。
中央道で少し渋滞に巻き込まれましたが大きなトラブルもなく22時半に帰宅。

まとめ


以前から行きたかった赤岳に行けてよかったです。
縦走できればもっと楽しかったと思いますが仕方ないですね。
また今度の楽しみとします。

GPSログ