穂高連峰アタックのベースとなる岳沢小屋まで紅葉を見に行ってきました。
本当は土日を使って上高地→富山泊→室堂と紅葉ツアーを計画していました。
しかし台風の影響もあり天気が悪そうなので中止を決定したのが10/7。
何となく前日に天気を見ると土曜は快晴っぽいので友人に日帰り上高地を提案したけど却下されました。
でも数年前から紅葉の上高地は行きたかったのでソロで決行w
どうせならこれまた却下されてた岳沢小屋まで行こうと思い慌てて登山準備。
スキーで慣れたもんで3時過ぎに出発。
雪がないせいで予定より30分ほど早い7時半に平湯のバスターミナルに到着。
快晴の中笠ヶ岳が迎えてくれました
シャトルバスに乗るためにバスターミナルからすぐ近くのアカンダナ駐車場に移動。
8時前なのに既にかなりの車があり観光シーズンなのを実感。
久々の登山靴を履いてバス乗り場へ。
上高地へはここからバスで移動
9時前に上高地のバスセンターに到着。
途中の大正池が波もなく紅葉の中に写る逆さ穂高が見えたので思わず大正池バス停で途中下車しようかと思いましたが時間的にどうなるかわからないので諦めました。
9時前の上高地はあまり人がいなくて静かなもんでした
今日のゴールは前穂高の中腹あたり
河童橋からしばらく朝の気持ち良い遊歩道を歩くはずがミスって併走する作業車用の車道を歩いてましたorz
少し歩いて登山口に到着。
ここから標高差約700mを登ります
最初はひたすら森の中で涼しいけど景色はイマイチ
風穴で少し休みましたが気温8度でも風はさらに冷たかった
しばらくするとガレ場登場。
一気に視界が広がってテンションが上がります
このあたりで息も乱さずに走って行く外人にぶち抜かれました。
北アルプスは変人が多いんですね・・・
対抗できるわけもなくマイペースで登ります。
景色が良すぎて上ばっかり見て歩いてました
天狗ノ鼻も大迫力
事前情報で聞いてたのでわかってたつもりですが、直前になるまで小屋が見えません。
ガーミンのナビで後300mぐらいになってやっと小屋を視認。
小屋までもう少し
11時半に岳沢小屋に到着。
写真を撮りまくってたので2時間以上かかりましたがほぼ予定通り。
ただ寒いのを想定して厚めのインナーを着ていったので服は汗でびしょ濡れです。
岳沢小屋に到着
暑くて温かいカップラーメンって気分じゃないのでおにぎりだけ食べてザックから6Dを取り出して撮りまくり。
上高地の向こうに乗鞍岳がありさらにその奥には御嶽山の噴煙
小屋周辺の紅葉は終盤で少し落葉してますが、3方を壁みたいな3000m級の稜線に囲まれている雰囲気に圧倒されました。
ここまでピストンの人も多いようで賑わってました
行くことは確実にないジャンダルムも見えました
前穂高岳の迫力に圧倒される
警告看板も設置されてます
目の前にこんな稜線があるとここが近畿では味わえない2200m地点だとは思えません
岳沢槍も見えました
もう少し赤の要素も欲しかったけど黄色が映える
今回最大望遠の100mmで上高地方面をパシャリ
最近シグマレンズばかりだったので100マクロのAFの速さは気持ち良いw
間近で見ると厳つい稜線です
前穂高と紅葉
近くに火山の焼岳
1時間ほど気持ち良い天気の中、絶景を堪能しました。
心残りですが、12時半頃に下山開始。
振り返って最後に1枚
ここからの下りが大変でした。
岩だらけなのに両足首が妙に不安定&痛みがあってスローペースでの下山となりました。
帰りの運転もあるので兎に角右足だけはカバーして下山。
休憩してたら都市伝説だと思ってたソロの山ガールと遭遇したりと悪いことばかりではありませんでしたがw
登山道の状況から1時間ちょっとで下山する予定が2時間近くかかりましたが怪我もなく無事下山。
帰りは車道を歩かずにご機嫌な遊歩道を歩きました。
下界は大勢の普段着な観光客と少数の汗臭い登山客が混じるというシュールな感じでした。
上高地は絵になります
普段着で大正池から歩き回っても楽しかったでしょう
騒がしいけど景色は最高でした
赤成分を発見
少し雲が出てきたけどまだまだ快晴
観光したい気持ちと人が多すぎてうんざりな気持ちが戦ってましたw
これ以上遅くなるとバスターミナルの混雑が激しくなりそうなので撤収することにしました。
不定期に来るバス3台分待ちましたが約30分ほど
バスに乗り込み行列を見ると3倍ぐらいにふくれあがってました。
タイミング的には悪くなかったと思ってます。
アカンダナ駐車場に戻り人混みから解放されて一安心。
平湯あたりでも紅葉は十分に楽しめます
車に荷物を詰め込んでひらゆの森へ移動。
そういえば珍しく1年以上来てませんでした
お風呂でサッパリしてコーヒー牛乳で疲労回復
疲れはほとんどなかったけど念のために30分ほど仮眠。
そしてラーメンを求めて高山市の中心部へ。
駐車場に車を入れるときにつづみやが空いているのを確認。
でも今回は桔梗屋に行きたかったので向かうと結構な列。
ついでに鍛治橋そばに向かうとこちらも結構な列。
そんなわけで先ずはつづみやへ。
安心のお味でした
またしつこく桔梗屋へ行くとまだ並んでたので人が減ってた鍛治橋そばへ。
炙り寿司な気分だったしちょうどよかった。
2貫でよかったけど4貫しかなかった
ここの色とは真逆なサッパリした味も好き
もう1軒行けそうな気分で悩みましたが寿司とラーメンが出てくるのがバラバラでお腹がふくれてきたのでこれで打ち止め。
高山ラーメンは巡る楽しさがありますね。
そして帰路へ。
帰りも渋滞知らずで快適なクルージングでした。
今回の日帰りは距離や時間を把握出来てる道中だからこそ出来た荒技ですね。
拒否権を行使した本人に小屋からの写真を送ったら日帰りプランは冗談だと思ってたそうですw
まぁレガシィじゃなければ実行してなかったと思います。
往復の高速で8割ぐらいはアイサイトにペースコントロールを任せてましたから。
ただ高山ラーメンだけは心残りです。
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