DSC01989

12/30といえば登り納めの日です。
晴れの特異日のはずが予報を見るとどこも雲が出て晴れない感じですが、さだPーさんと八ヶ岳へ。
硫黄岳というプランもありましたが、ロープウェイで楽ちんな北横岳にしました。
北横岳といえば冬山入門にピッタリと頻繁に紹介されます。
実際、普通に歩く限り危険な箇所も見当たらないし軽アイゼンでも登頂可能です。
今回はスノーシューも使えるかもということでフル装備になりました。

2018-12-30 02.38.25
ありったけの冬道具を詰め込んだ結果

登山口までの道中


3時にうちに来てもらってそこからフォレスターでの初めての遠征。
楽な車で名阪国道→東名阪→名二環→名古屋高速→東名→中央道と走って諏訪ICで下道へ。
茅野市内は寒いだけで雪は見当たらず。
7時半に北八ヶ岳ロープウェイの駐車場に到着(Google MAPで場所を確認)。

2018-12-30 07.26.39
気温はかなり低い

雪がない?


ロープウェイは8時40分からチケット発売、9時始発なので少しウロウロ。

2018-12-30 07.43.21
おしゃれな建物

DSC01946
南アルプス(甲斐駒ヶ岳?)がクッキリ

DSC01946
天気はいいけど雪が少ない?

ピラタス蓼科のゲレンデも少し散策。
でも雪が少なく山肌が結構見えてます。
この時点でスノーシューは戦力外宣告しました。

ロープウェイで一気に高度を稼いでスタート


8時半頃に準備をしてチケット売り場へ。
モンベルの会員だとチケット代1900円が1700円になります(会員のみ)。
始発には乗れず第2便になりました。
10分間隔の運航なので待つのは全く苦になりませんね。
待機場所も屋内なので寒くありません。

DSC01951
天気がいいなか楽ちん上昇

GPV等の予報を見ると山頂付近は雲がかかるそうなので少し諦め気味でどんどん高度を稼ぎます。
そして約10分で山頂駅に到着。

外に出ると・・・

DSC01954
真っ白な坪庭

にやけるばかりの絶景でした。
ただ-10度は想定以上に寒かったのですぐに駅に引き返しましたw
駅の中でアウターを羽織りました。
ぺらぺらのニュウモラップですが、風を通さないだけで一気に変わりますね。
手袋は少し寒さを感じますがとりあえず薄手で行ってその後考えます。
いきなりの着替えで15分程ロスしましたが、9時40分にアタック開始。

「凄い!」しか発しない道中


DSC01955
序盤は坪庭の遊歩道

相変わらずノーアイゼンですがスタートしてすぐに雪がなければ階段だと思われる急登が登場。
でも装備変更せず気合いで登り来ましたw

DSC01957
もう少しモンスター化を期待してたけど十分

DSC01959
雲もほとんどなくただただ絶景

DSC01961
楽しい散策

DSC01963
自然の造形美に酔いしれる

DSC01964
縞枯山も気が向いたら登ります

坪庭の散策だけでも十分楽しめそうです。

DSC01968
遊歩道から分岐して北横岳方面へ

DSC01969
坪庭を見下ろす

樹林帯に入りジグザグと折り返しながら登山道を登ります。
普段樹林帯は退屈しますが、ここの樹林帯は適度に間隔があるので楽しいです。
この時点でスタート直後以外はアイゼンの必要性を感じませんでした。
ただアイゼンがある方がペースは上がりますね。

サクッと北横岳ヒュッテからの山頂往復


スタートして30分で北横岳ヒュッテが見えてきました。

DSC01973
ここは泊まってみたい山小屋の1つ

休憩の必要性を感じなかったのでヒュッテはスルーして進みます。
ヒュッテから10分程歩いてもう少しで山頂ということろで急登が登場。
ノーアイゼンだと結構厳しいですし、滑ると滑り台になります。
※崖下に落ちるといったことはない場所です
でもそこもそのまま気合いで登りきりましたがアイゼンを使った方がいいですね。
相変わらずなぜ使わない装備を多数背負っているのか疑問に感じますw

10時20分に北横岳(南峰)に到着。

DSC01980
南峰山頂

山頂は開けているので強風(風速10mぐらい?)で顔が寒いのでフードを被って対応。
気温は-15度前後でした。

DSC01981
蓼科山もかっこいい

DSC01982
南八ヶ岳方面の主力は雲で見えず

すぐに北峰に移動します。

DSC01984
樹林帯は風がないのでありがたい


5分程で北峰に到着。

DSC01988
脩那羅大天武の石碑

DSC01990
浅間山

DSC01997
南八ヶ岳はさらにどんより

10分程遊びましたが寒くなってきたのでそろそろ引き返します。
南峰からの下りは流石にノーアイゼンだと怖いのでアイゼンとピッケルを装備。
軽アイゼンで十分そうですが何となく12本爪を装備。
そして今頃になってバラクラバも装備して顔を保護w
すると急に晴れ間が・・・

DSC01999
光がきた

全天球でも

10時40分に今度こそ下山します。

DSC02002
南八ヶ岳方面も雲が減ってきた

DSC02004
風が強くて雪が舞う

12本爪のグリップに酔いしれながら急登も楽々クリア。
ヒュッテで15分程トイレ&軽食休憩。
そしてまた下り始めます。

坪庭を散策


坪庭まで降りてきたので遠回りして散策路を歩きます。
この時点で絶景で満腹なので縞枯山はパスすることにしました。

DSC02010
綺麗すぎる

DSC02021
時折風が雪を舞い上がらせる

全天球で坪庭

DSC02032
散策路なので登山客以外も楽しんでいます

DSC02033
雲がかかるはずがどんどん回復

DSC02037
八ヶ岳ブルーな青空が濃い

DSC02038
散策路だけでも十分楽しめます

DSC02040
名残惜しいですが12時に帰還

DSC02041
スキー客が溢れかえる中アイゼンを持つ

ロープウェイは10分間隔で運航していたのでほとんど待たずに乗車。

DSC02047
また来ます

DSC02048
阿弥陀岳(右端の方)が見えた

DSC02052
平湯温泉スキー場と比べると凄い人

DSC02053
駐車場も満車

疲労感ゼロで無事下山しました。

下山後の温泉とご飯そして帰路


汗をかいてませんがまずは温泉。
蓼科温泉のエリアなので温泉には困りませんが、色々な露天風呂が楽しめると書いていた「小斉の湯」にしました。
確かに様々な露天風呂がありますが、繋がっているわけではなく服を着て廊下を歩いて移動するシステムでした。
ひとまず「見晴らしの湯」へ。

2018-12-30 12.51.16
寒空とアツアツの露天風呂で最高でした

ただシャワーがなく蛇口のお湯(温泉)と水を桶で混ぜて湯加減しないとダメなので頭は洗いづらいし寒いので服を着直して内湯に移動しました。
内湯でサッパリしなおしました。

2018-12-30 13.26.57
駐車場の前にはアイズキャンディー

去年から食べたかったこの周辺のそば屋を目指します。
往路で「霜降り十割そば」を見つけていたので「そばきり道玄」へ。

2018-12-30 14.03.14
そばきり道玄

2018-12-30 13.47.18
霜降り十割そばとわさび葉の天ぷら

そばを堪能出来ました。
ただ少し物足りないのでハルピンラーメンに向かいますが、凄い人だったので見なかったことにします。
諏訪IC前で車にもご飯を食べさせて中央道へ。
諏訪SAで土産を買ってアイサイト任せで移動。
途中東名阪の四日市周辺で事故渋滞に巻き込まれましたが、こういうシチュエーションにはアイサイトツーリングアシストがカバーしてくれるので気になりません。
そして名阪国道を途中で降りて伊賀ドライブウェイでホルモン定食のはずが年末休業でした・・・
再び名阪国道を走って天理で降りて彩華ラーメンに行くとこれまた長蛇の列できっと30日はラーメンの日なんでしょう。
ラーメンが食べたい気分なのでそのまま長浜ラーメンに入ってお腹を満たして20時半に帰宅。

まとめ


登山の疲労感は皆無ですが、大自然の美しさに癒やされました。
もう少し雪があれば楽しそうなのでまた行きたいですね。
お手軽に2000mオーバーの冬山を楽しめるのでお勧めです。
近場に欲しい山の1つです。

今回フォレスターで初の遠出になりましたが、ガソリンタンクの小ささは影響しました。
レガシィだと今回より少し遠い赤岳まで無給油で往復できましたが、今回は往路でガソリンを3/4使っていました。
アイサイト任せの時は「ECO-C」モードにして燃費走行になっているはずです。
ちなみに往路と復路の燃費が11.5km/Lと16.7km/Lと結構差が出ました。
復路は渋滞に巻き込まれて悪化する要因があるのに今まで車を乗ってきて初めて見る数字ですw
ガソリンは入れればすむのでそれ以外は快適な移動でした。
八ヶ岳周辺で雪道ドライブが出来なかったが少し心残りですがw

181230