今まで仕事用PCとしてソニーモデルとしては最後になったVAIO Pro 13(SVP1321A2J)を使っていましたが、買い替えることにしました。




買い換えを決意した経緯


VAIOは今の仕事内容だとスペック的にはまだまだ使えると思います。
※巨大なイラストレータのデザインファイルを開くときは結構しんどいですが頻度としては高くないです。
ただ当時オプションで付けた高速SSD(型番:MZHPU256HCGL-00000)というのがくせ者で、端子は通常のM.2 2280 (PCI Express 2.0 x4接続)なのにプロトコルはSATAという限りなく独自に近い規格で、サムスンのXP941というOEMモデルしか対応していません。
今じゃそんなに速くないけど、当時あり得ないぐらい爆速を実現するための手法だったのでしょう。
つまりSSDは取り外し可能ですが、買い替えるモデルがないと。
※遅くはなりますがSATAのM.2には交換可能です

そしてそのSSDが不定期に接続が不安定になるようでブルースクリーン連発ということが起きて仕事にならない時があります。
その際は分解してSSDの端子をクリーニングしていましたが、バラすことを想定していないデザインなのでかなりめんどくさい作業です。
というわけで買い替えることを決意。

買い替える際はデスクトップも検討しましたが、外での作業もあるのでノートを継続することにしました。
スペックとしては下記を想定。
  • USB PD充電対応
  • 第7世代以降のCore i5以上(できればi7)
  • メモリは8GB以上
  • SSDは512GB以上

ワイド保証クーポンがあるのでVAIOも検討しましたが気分転換ということでHPにしました。

HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)


4kディスプレイは不要なのでFHDのプロフェッショナルモデルにしました。

プロフェッショナルモデル


OS Windows 10 Pro (64bit)
カラー ポセイドンブルー
CPU インテル Core i7-8565U
ディスプレイ 13.3インチ フルHDブライトビュー・IPSタッチ対応(1,920×1,080)
メモリ 16GB
ストレージ 1TB SSD
(PCIe / NVMe M.2)
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
セキュリティ Windows Hello対応(IRカメラ & 指紋認証)
インターフェイス USB3.1 Type-A×1 / USB Type-C 3.1 Gen2×2(Thunderbolt 3)
microSDカード
バッテリ
駆動時間
最大 22 時間 30 分


スペック等は魅力的でしたが、最後まで悩んだのが金色が随意所にあしらわれているデザインで個人的には好みではありません。
でもたまには冒険してみるのもいいかと納得しています。

即納モデルではないので注文してから待ちました。
  • 5/24:HPダイレクトで注文(在庫なしの表示)
  • 6/4:6/8納品予定の連絡
  • 6/8:納品


おしゃれなんだけどどうも好きになれなかったデザイン


付属のACアダプターはUSB PD60wモデルと脇にアクティブペン


キーボードは普通

ついでにディスプレイも・・・


今まで外出する際は、ACアダプター、HDMIケーブル、ハブにつながるUSBケーブルそれぞれを取り外して本体とACアダプターをカバンに入れるという作業でした。
当然、戻ってきた際も逆の手順が発生します。
そんな手間もHDMI付きのUSB PD対応ハブにすれば1本のケーブルの取り外しだけですぐに出かけることができます。

そんな野望のためハブを探しましたが、USB PDの出力が小さいらしく充電が不安定という情報を見かけました(2019年6月現在)。
60w入力対応でもハブだけでなぜか20w消費したり発熱が凄かったりという書き込みがチラホラ。
それならUSB PD対応のディスプレイを買っちゃえということでDELLのP2419HCという業務用のコスパの良いモデルを購入しました。
こちらは注文して3日で届きました。

入力端子はHDMI、DisplayPort、USB Type-C(USB PD対応)と十分な構成です。
ディスプレイ本体にUSB3.1 Gen1×2、USB2.0×2のポートが付属(USB Type-Cで接続時のみ使用可能)していてUSB PDも60w出力が可能と諸々の条件を満たしています。

DisplayPortは入力だけではなく出力もついているので、デイジーチェーンでさらにDisplayPort対応のディスプレイを増やすことも可能です。
ただしこのモデルはスピーカー及びイヤフォンジャックがないのでディスプレイから音は出ません。
そこはPC本体のスピーカーを使えば問題ないのでデメリットにはなりませんでした。


接続としてはこんな感じでノートからケーブル1本で電源・画面・ネットワーク・各種USB機器がつながっている

使ってみての感応


まだ入れ忘れているソフトがあったりするので本格稼働していませんが、同じ作業でも気持ち速くなりました。
巨大なデザインファイルを開いたりはしていないので高負荷時は未知数ですが、もっと快適になっていると思いたいです。

気になっているのがキーボードのエンターキーの右横に「PgUP」ボタン等が配置されていて、よく押し間違えます。
今はこのデザインが主流と聞きましたがまだなじめません。
基本的にワイヤレスキーボードを使うので外出時ぐらいにしか問題になりませんが。

あとディスプレイですが、PCの電源を落としてもUSB機器への通電は終わらないようで、延長用に使っているハブが光ったままで何となく嫌です。
ディスプレイの電源を落とすと当然通電は終わりますがUSB PDの通電も終わり、ノートの充電が止まるので落としにくいです。
セルフパワーのハブとしては通常の動きだと思いますが嫌な仕様です。

これと並行して外出用にType-C対応のHDMI端子付きのUSBハブを買っています。
先の理由からPDには非対応なモデルにしてコストを押さえています。
ACアダプターは純正が大きいので夏に数社から発売予定の小型で60w対応のものに買い替え予定です。

頑張って稼いでもらわないとw