さだPーさんと熊野古道のうちの1つである小雲取越を歩いてきました。
小雲取越とは
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社に参拝した後、那智から本宮に戻るために利用された道を「大雲取越」「小雲取越」と呼びます。
今回はそのうちの小雲取越を歩きます。
大雲取越も興味がありますが、日帰りだとうまく行程が組めないので悩ましいところです。
熊野本宮へ
4時にうちにきてもらってフォレスターで和歌山を目指します。
予定通り、2時間ちょっと走って熊野本宮大社に到着(Google MAPで場所を確認)。
我ながら完璧なタイムスケジュール。
時間があるので車内で朝食を食べたり準備をしていました。
小雲取越
小和瀬まで移動
今回はバスで登山口まで移動して、そこから戻ってくるルートを選択しました。
本宮大社前からバス移動します。
6時45分発新宮駅行で神丸まで移動。
乗車時間は約40分で料金は870円。
神丸からは7時54分発小口行で小和瀬まで移動。
乗車時間は約10分で料金は100円。
※2021年3月27日現在の情報
支払いは交通系ICカードは利用不可で現金かPayPay払いになります。
新宮行きに乗車
湯の峰温泉や渡良瀬温泉という以前から興味があったエリアを通過するので乗っていて楽しかったです。※2021年3月27日現在の情報
支払いは交通系ICカードは利用不可で現金かPayPay払いになります。
新宮行きに乗車
神丸に到着すると何もない・・・
運転手さんが小口行きのバス停は少し先にあることを教えてくれました。
バスを降りてこの先の交差点を右折すると小口行きの神丸バス停
何もない
このバス停は2021年4月1日から先ほど降りたバス停に統合されるらしいです。
何もないところでボケーっと20分ほど待機しているとバスが登場。
と思ったら新宮方面へ。
どうやら1本後の本宮大社前7時25分発でも問題なかったようです。
乗り換え検索では出てこなかったので知りませんでした。
数分後にさらにバスが登場。
すると先ほど降りた神丸バス停に停車したので別路線かな?と思いましたが、こちらに走ってきます。
小口行きだったので乗車。
もしかしてバス停を移動しなくてもよかった?
約10分で小和瀬に到着。
ちなみにバスの乗り換えに30分も待つのが嫌で乗車時間10分ぐらいなら歩けるかな?と思って調べましたが徒歩だと2時間近くかかるので非現実的でした。
熊野古道を歩く
小和瀬のバス停にはトイレがあるのでここで最終準備をしてアタック開始。
少し肌寒いので移動時の薄いアウターは着たままです。
天気は最高
桜も満開
ひとまず12km先を目指す
凄く雰囲気がいい序盤
気持ちのいい散歩
気が付けば結構登ってる
気温の上昇を感じ始めます。
そろそろ脱ぐタイミングだと思いますが、休憩ポイントが出てくるまで先延ばしにして歩きます。
時折石畳が出てくる
1時間20分ぐらいで桜茶屋跡に到着
ここでやっとアウターを脱いでスッキリしました。
コースタイムで約30分で到着するはずの「椎の木茶屋跡」が見当たらず現在地を完全に見失っていましたがまだ「桜茶屋跡」だったのは意外でした。
コースタイムより少し遅れています。
ツツジに癒されながら先に進む
石堂茶屋跡はスルー
賽の河原地蔵
林道出会
10時50分に林道出会に到着。
ここにはきれいなバイオマストイレがあるので少し休憩。
現在地を確認
約10分休憩して11時に再スタート。
ここから少し登ればあとは下り基調になるらしいです。
そろそろお腹がすいてきたので少し食べたいですがベンチが見当たりません。
※バイオマストイレの脇にあったようですが見落としてます
約10分登ってこのルートの見どころである百間ぐらに到着。
絶妙な陰でお地蔵さんが日陰に
眺めは最高
でもベンチはないので先に進みます。
百間ぐらから約30分で松畑茶屋跡
丸太ベンチが設置されているのでここを休憩ポイントにしました。
おにぎりをかじって空腹とはおさらば。
この時期は虫がいないのでゆっくり休憩できていいですね。
20分休憩して12時に再スタート。
ただの杉林なのに意外と飽きない道中
1時間ぐらい歩くと車の音が聞こえてきて終わりも近そうです。
満開の桜に迎えられる
民家の前を通り抜けて
13時にゴール
熊野本宮に戻る
タイミングが良ければ請川からバスで戻れます。
徒歩だと国道脇を1時間近く歩くことになるのでドキドキしながらバス停へ。
少し歩く
バス停に到着
現在13時5分ですが、時刻表を見ると・・・
13時3分・・・
その次は38分なので日陰でも探して休もうということに。
するとバスが登場。
少し遅れていたようです。
ちなみに登山口脇に「下地橋」バス停があったようです。
さっきの写真の隅に写りこんでいましたがその時は気が付かず。
本宮大社前に戻ってきた
徒歩1時間の距離を6分で到着。
駐車している車に戻りました。
ドアロックを解除してないのにドアが開きました。
不思議なことがあるんですね(施錠忘れw)。
温泉に浸かって帰路へ
後片付けをすませてエアコンの効いた車で移動開始。
湯の峰温泉も惹かれますが時間の都合で十津川へ。
久しぶりの「庵の湯」
ここの桜も満開
温泉で汗を流しました。
距離を歩いた割に疲労感は感じられませんでした。
道の駅へ
こんにゃくを食べて小腹を満たす
2時間ちょっとかけて帰宅。
まとめ
少しはまっている熊野古道めぐり。
熊野古道は修験道や登山道ではないので楽しく歩けていいですね。
個人的には悪くないペースで歩いていたのに「山と高原地図」のコースタイムより遅かったのが意外でした。
熊野本宮観光協会にあるコースタイムも少し厳しめな気がします。
熊野古道は登山地図より観光案内の方が情報が多いのでお勧めです。
ただミスってほどではないですがバスは想定外のことが起きました。
始発のバスに乗らなくても乗り換えできた件、乗り換えのバス停は移動しなくてもいい、帰りは登山口にバス停がある等々。
少し暑かったけど気持ちよく歩けたのでよかったです。
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